「ウィニー」開発者公判
リンク: asahi.com:「ウィニー」開発者公判、13日に判決 京都地裁.
さてとうとう13日に判決が出るみたいですが、このソフトによって防衛庁や各自治体そして学校やJRや金融機関、色んな個人情報が流出しています。どうも検察側の感情論のような気がして、いったいどんな判決が出るのか気になるところです。
先日も大阪の堺の駅で痴漢の加害者と被害者の個人情報が個人PCから流出しました。あまり大きくは取り上げられなかったようですが、個人情報を流出させられた被害者にしてみれば「ケツ毛バーガー」並みに恥ずかしい思いをしていることでしょう。
個人情報の入ったファイルを自宅に持って帰り仕事の続きをしようと思ったのでしょうが、何故!!そのPCにファイル交換ソフトをインストールしていたのでしょう?社内規定で会社の文書を自宅のPCに移すことはこの時代、禁止している会社も多いのですが、もちろんここの電鉄会社も同じで内規違反で近くこの人も処分されるそうです。
以前にこのP2Pの話を書きましたが、あの頃と結局何も変わっていないことがNEWSを見ていても分かります。確かに残業だけでは終わらない仕事も有るでしょうが、何故?ほんとに何故?殆ど飲酒運転による事故がなくならないのと、まったく同じ理論です。「自分だけは大丈夫!」日本人の危機管理があまりにもお粗末であるとよく最近言われてますが、個人個人が意識を変えていかないと、何もよくなりません!
このソフトを開発した人の判決が出ますが、それより問題は面白半分にウイニーを使っている人のほうです。以前にも書きましたが、例えばバイクが悪いんじゃなくて暴走族が悪い、そして酒や車が悪いんじゃなくて飲酒運転をする人が悪い。このことをしっかり認識した上で感情論をはさまない、適切な判決を望みます。
13日に判決が出ましたが、これを読んだ方はどのように判断するでしょうか?被告が言っていたように「私は早過ぎる車を作っただけ」これも一利有るようにも思えます。開発の中立性と著作権これからの大きな課題を残した判決と言えるでしょう。
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