9・11に憲法9条を思う
リンク: 地球データマップ. 第8回平和への地図を見て
今日は9・11です。私は何故か教育テレビをよく見ます。その中で気に入っている番組がこの地球データマップです。おそらく子供向けの番組なのですが、引きこまれてしまいます。この第8回の平和への地図を見る機会があったら何回か再放送されると思いますので1度見てください。教育テレビを見ていて久しぶりに目頭が熱くなってしまいました。
私達が普段使っている携帯電話やPCの部品の一部の原料に「タンタル」と言う鉱物資源があり、それが世界の埋蔵量の60%がコンゴあります。これをめぐって、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本も大金を払い輸入しています。その輸出でえたお金の一部がコンゴなどで反政府勢力に流れ、また先進国から武器を買っていると言うのです。イラクなどにも同じようなことが言えると思いますが、石油をめぐって起こった今回のイラク戦争も同じことです。初めは9・11のテロに対する報復攻撃だったらしいのですが、気が付けばお隣のイラクが戦争の舞台になり多くの人が殺されました。まんまと日本もアメリカのプロパガンダにのせられてとうとう自衛隊をイラクまで送ってしまいましたが、これが決して自衛隊を外国に送る既成事実になってはいけないと思います。
本当に安倍官房長官を首相にしていいんでしょうか?確信的な憲法否定論者である彼が今以上に力を持つと言うことは、おそらく近い将来憲法は変わったしまうと思います。上記の「平和への地図」でナビーゲーターの女の子が憲法9条を朗読したのですが、それを聴いていて絶対憲法を変えてはいけない!と強く思いました。大学の時に嫌と言うほど憲法を読みましたが(ゼミが憲法でした)その時は実感がなかったのですが、特にこの時代憲法の大事さがひしひしと分かったように思います。第2次世界大戦が終わってからを日本は「戦後」と呼んでいますが、その戦後に戦争で亡くなった人は全世界で1億人を越えているそうです。どんな大義名分があったにせよ、そこで暮らす人たちにしてみれば「殺し合い」でしかないのです。
憲法9条 条文
- 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
- 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
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